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2022年2月27日 (日)

最近描いたモノ

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【「没後450年北条氏康伝」図録P.11から】
「氏康は宗瑞が没する永正十六年(一五一九)に五歳で、その間に宗瑞は
氏康を膝に据えて昔語りしたこともあったのでは」…という紹介を読んで描いてみた。
三大そろい踏みの場面もあったかもと思うと胸アツだ。

Choujusanrou_220203
【節分】
江戸時代、大晦日と節分の日には、「厄払い」と呼ばれた者が
東方朔、浦島太郎、三浦義明を織り混ぜた文句を唱えて家々を回って、
長寿と健康を祈願する風習があり、落語の「厄払い」、歌舞伎の「助六」にその場面が出てくる。


Miuraoosuke_220206
【三浦大介】
一族と共に衣笠城に籠城した大介はやむなく城を棄てる決意をし
「代々の家人として、源氏再興の時を見たので悔いはない」と、自らは独り残ろうとした。
『吾妻鏡』は城に大軍を見せかけ時を稼ぎ討死と記すが
『延慶本平家物語』は一族が輿に乗せて逃がそうとするも失敗して討取られたとする。


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【金子十郎】
『源平盛衰記』は、衣笠城を果敢に攻める金子十郎に感じ入った三浦大介が、
酒を振る舞い激励し、十郎もそれに応えて、今度は腹巻を被って更に力闘する。
その猛勇に大介も驚き、和田義盛に命じて射倒させたが、弟の余一が救出したので、
金子兄弟がこの日のMVPだったと記す。


Rearsideview_220219_01Rearsideview_220219_02
#斜め後ろからの美学


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Oubaishoushou_220227_02
【楼梅少将】
後白河法皇の50歳の祝賀において舞を献じた維盛は、
光源氏に例えられるほどの美貌で評判だった。
頼朝挙兵後の富士川の戦いでは将軍として出陣したが、
士気の低い自軍が水鳥の羽音に驚いたことで大敗する。
平家一門の栄華と衰亡の象徴のような人物といえる。












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