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2020年7月25日 (土)

最近描いたモノ


Kitabatakefamily_200704

北畠親房と顕家

北畠顕家は、元弘元年に「陵王」を舞い、後醍醐天皇の御覧にあずかり、
以後重用された。父の親房は「神皇正統記」を著すなどして
後醍醐死後の南朝の精神的支柱として君臨した。



Indouyoriyasu_200711

犬童頼安

島津氏の将の新納忠元が水俣城を攻めた折、籠城する犬童頼安にむけ
「秋風に水(皆)俣落つる木の葉哉」と、落城の意を込めた矢文を送った。
対して頼安は「寄手は沈む浦波の月(月の浦波とも)」と記した返し矢を送り、
そちらこそ気を付けろと応酬したという。



Syounisuketoki_200718

少弐資時

元軍が上陸し、いよいよと見た日本軍は、少弐資時に開戦の合図の矢を射させた。
射手に選ばれるのは名誉であり、初陣でもありして、感動的場面であったが、
元軍は銅鑼を鳴らしてドッと笑い、日本の馬は驚き、兵は茫然となった(八幡愚童記)。
武士が異文化と接した瞬間の記録ともいえる。




Matsudairanobumichi_200724

松平信道

1788年の天明の大火の際、京都火消役の火消当番だった丹波亀山藩主・松平信道は、
二条城本丸こそ焼失したものの、二ノ丸御殿の消防に成功、次いで京都御所へ急行する。
禁裏は下馬が原則だったが、信道は下乗札に羽織をかけて押し通り帝の避難に尽力。
これが大評判になり、以後緊急時は下馬不要の先例となった。
また、この後に彼は、寛政の改革で松平定信の抜擢を受けて、改革チームに参画した。







 

 

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