最近描いたモノ追加
講談社の絵本「源為朝」という、戦前に刊行された絵本(復刻版)を入手して、
とても良い絵で触発されたので、為朝をまた描きました。
紙を二枚つないだ見開きで描いたので、画像もそのように、中央に隙間を入れてます。
為朝が仕留めたものは、船からウィルスまでバリエーションが桁違いで、
本当に面白い人物だと改めて思いました。

そして、ここのところ源氏方ばかりだったので、平家の猛将をと思い、平教経を描きました。
平家のほうが赤く塗るべきでしたが、ご容赦のほど。
屋島の戦いのときの教経もなかなかカッコよかったので、また描けたらと思います。

教経は壇ノ浦の戦いで最後まで勇敢に戦い、義経に猛追したものの果たせませんでした。
もはやこれまでと平知盛に諭されると、最期は三十人力の安芸太郎・次郎を道連れに入水して果てました。
こんな平家の人々の思いを受けて、ヘイケガニの由来になったり、教経の妻(一説の母とも)も身を投げた後、
「海御前」という河童の妖怪になった…という伝説が、巷間生まれたようです。
以上、残暑見舞いも込めて。
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コメント
小島功先生の河童に、十二単を着たカッパさんは
有りそうですね。とはいえ、美人さんな河童です。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2019年8月22日 (木) 20時33分
>bad.Ⅳh-95様
そうですね。女性が河童に化身したなら、この描き方が正しいと思って描きました。
投稿: 作者 | 2019年8月22日 (木) 06時50分
河童が違い過ぎますよ…www
良い子は「黄桜ギャラリー」で検索。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2019年8月17日 (土) 17時37分