本多忠勝と小松殿
小品ですが。
(2014.04.08追記)
「家康に 過ぎたるものは 二つあり 唐のかしらに 本多平八」
…唐のかしらとはヤクという動物の毛で、徳川家の武将の間では、兜の飾りに用いるのが流行っていたという(明治維新のころ、江戸城に入った官軍が、この毛が蔵の中に大量に保管されているのを発見したというのだから、徳川の侍は本当に好きだったのだろう)。
それほどの名物と並び称されるくらいの立派な武士、という事で、本多忠勝の名が出てくるわけだが、その所以となる忠勝の活躍が、次に紹介する、『一言坂の戦い』なのである。



忠勝が用いた槍は、トンボが穂先に止まっただけで真っ二つに斬れたので「蜻蛉切」という名がついたのも有名な話だ。
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コメント
>かつも様
コメントありがとうございます。地図が簡略過ぎたなぁと反省しておりましたが、
地元の方より合格点を頂けたので安心しました。ありがとうございます。
軽装を好んだ方が忠勝っぽいと自分も思います。
一応、興奮すると滑舌が悪くなる設定なのですが、ここではわからないですね。
結果的にBASARAと同じアプローチになって自分でも笑ってしまいました。
真田夫妻のやりとりも、楽しんで頂けたようでとても嬉しいです。
今後共よろしくお願いします。
投稿: 作者 | 2014年4月 4日 (金) 22時33分
静岡県西部在住の人間として言わせていただくと
国一と一言坂の地図が完璧ですwまさしくこうなってます!w
肖像画なんかを見ると確かに鹿角や甲冑を身につけてますけど
「当たらなければどうということはない」を地で行き
軽装を好んだという話もありますし
実際はどうだったのだろうと思うと妄想が膨らみます
そしてまさか人語じゃないとは。。。。w
某ロボット化された忠勝並のはっちゃけっぷり、驚きました。
小松姫のこの逸話も有名ですね
猫の様な小松姫の気の強さと自立心を大きな心で受け止めた信幸さん
人柄と戦上手としての顔を小松姫専用またたびで端的にまとめたワケですねw
本当に面白い見方をするヤマトさんに脱帽です。
投稿: かつも | 2014年4月 3日 (木) 16時00分
いや、こちらも妄想を転がしすぎただけですので。
また、ぼちぼちと新作をお願いします。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2014年4月 2日 (水) 20時15分
>bad.Ⅳh-95様
重ねてのコメントありがとうございます。
個人的には、今回の漫画を描いたことで、真田夫妻に結構満足してしまったので、
新編を描くのは当分先のことになりそうです。。
ご期待にそえず申し訳ありませんが、ご了承願いますようよろしくお願いします。
投稿: 作者 | 2014年4月 1日 (火) 22時28分
レスありがとうございます。
「小松姫 真田」でググると、男装の麗人のような花武者がぞろぞろ出てきますので。
でも、小松姫が療養のための移動中に身罷った、という連絡を受けたお兄ちゃんが
「・・・家の中から灯が消えたって、こういうことを言うのかな・・・」
ってこぼした、っていうエビ、すごく重たく感じます。
・・・と、新作を強要する馬鹿。すみません。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2014年3月31日 (月) 21時49分
>bad,Ⅳh-95様
コメントありがとうございます。
おかげで史実的な解説が加わった感じで助かりました。
婿選びの逸話はおそらく竹取物語からの換骨奪胎とかだろうと思います。
二人の人となりが面白く表現できてるので、私も漫画にしてみました。
>2014年3月30日 (日) 09時55分のお方様
世界中でも、猫を飼うより猫に飼われている人の方が大多数だと自分も思ってます。
ここで描いたような信之も、今後の登場ではどうなっているかわかりませんね。
コメントありがとうございました。
投稿: 作者 | 2014年3月30日 (日) 22時15分
>信玄公
「ジャマだ、どかせ。」
って、黒澤明じゃないんだから。とは言え、この頃の徳川じゃあ
甲州勢相手にまともな勝負ができる状況でもなかったはずだし、
これは有りか。
>一言坂
静岡県磐田市内には合戦跡の碑が有るはずです。
>小松姫
・・・木天蓼は無いような気も・・・(笑)
小松ちゃんに関しては、沼田城の櫓の上から昌幸と信繁を怒鳴り
つけるシーンは、鉄板ですが、見てみたいです。
小松ちゃんは家計の切り盛りも、子供たちの教育も一生懸命な奥
方さまなのに、大坂夏の陣から帰還してきた息子たちに
「あーぁ、どっちか一人くらい遺骨になって帰ってくるのがお約束
でしょうに・・・(イラッ)」
と言い放っちゃったりする、イロイロとやらかした武勇伝も見てみ
たいですね。
あんま猫娘っぽく無い美人が、ガンガン行こうぜ!しているとこ
ろに萌えそうです。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2014年3月30日 (日) 19時47分
鹿の角のトラ父ちゃんと猫娘ですねw
自分がうつぶせで寝ていると、頭の上に登り眠る「ぽて」を思い出しました。
彼女の相手すると下僕になってしまう自分は、信之兄ちゃんのように毅然とはできそうにありませんw
投稿: | 2014年3月30日 (日) 09時55分
小松ちゃん登場ですねー。
あちゃこちゃの歴史ブログの話を繋げていくと
このエビは完全に後付けっぽいですけど、関東甲
信越随一の鬼嫁、小松姫として読めば、ありかな?
と言うことで。
ここの小松姫は雌豹系だったりするのでせうか(笑)
まあ、「坂東一の苦労人」「関東随一のミスター
パーフェクト」「東国のお兄ちゃん」「信濃国の鬼
威(おにい)ちゃん」と呼ばれる(ドコデ?)、信之公
は小松ちゃんにべた惚れらしいから、(展開の上で)
少々いぢめても大丈夫でしょう。
実際のところは
家康が関東支配強化のキーパーソンと見ていた、
安房守昌幸との関係強化を模索していたところに
「賢い脳筋」中務大輔忠勝が娘の入嫁を進言、話
が進んだということらしいですが。
小松ちゃんが家康の養女として嫁いだのか、秀
忠なのかは、不明確な点はあるようですが、HN
「幸村」こと、左衛門佐信繁の活躍が大坂表での
ものしか歴史に残っていないのに対して、第一次
上田合戦はじめ、真田家の基盤確立に大きな成果
を残した伊豆守真幸を重視した上での計画だった
ことは、確かなようですね。
投稿: bad,Ⅳh-95 | 2014年3月30日 (日) 08時19分