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2009年5月23日 (土)

蒲生氏郷

【2015/4/29追記】
単行本収録につき、ブログ掲載を取りやめておりましたが、
もういいかなという事で復活します。
手書きの文字なので、読みづらいなど、不都合もあるかと思いますが、
これも良い雰囲気ですので、発表時のままで再掲載します。
ご了承下さい。

 

Ujisato_001_re

Ujisato_002_re02     Ujisato_003 Ujisato_004 Ujisato_005re 

惜しくも病を発して若くして亡くなってしまった氏郷ですが、その死を毒殺ではないかと疑った人が多数いたというのは、それだけ当時でも民衆の人気が高かったからではないかと思います。蒲生氏郷、飛騨守、キリスト教に入信して洗礼名をレオン。どれをとっても響きがカッコいいのもイケてます。

<武将FILE>

Ujisato_face_2 蒲生氏郷(がもう うじさと)

近江(現滋賀県)の戦国大名・六角氏の臣であったが、父の代で六角氏が滅び、織田信長に臣従し、信長の人質に出される。そこで大いに信長の影響を受け成長する。

戦に出れば果敢に戦ったが、キリスト教に接近したり、利休七哲の一人となるほど茶の湯に精通するなど、文化面のセンスも鋭敏であった。葛西・大崎一揆の後、伊達政宗と領地の境界紛争が起こると、その紛争地の事を謳った古歌を引用して、政宗の主張を見事に跳ね返す機智も備えた、まさに文武両道の鑑であった。「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風」の辞世は、無念さがよく表現された絶唱と言われている。

気に入った家臣にはすぐに蒲生の姓を名乗らせたため、「蒲生○○」が多数いるという状況であったのを、前田利家にたしなめられたという逸話がある。厳しいながらも団結を重んじる名君だったのではないだろうか。

追記:以下、無用のことながら

今回の蒲生氏郷の評判がことのほか良いので大変よろこんでおります。

祝・二万ヒット突破御礼

ネタばれというわけでもありませんが、今回のような氏郷の人物造形ができたのは、海音寺潮五郎先生の「武将列伝」を読んだ事がきっかけでした。というわけで、リンク先の画像は、海音寺先生に勝手に捧げるつもりで描いたものです。海音寺先生の著作はどれも面白く、カッコいい日本語が沢山読めるので、まだ読んだことがない方は是非手にとってみてください。

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歴史」カテゴリの記事

コメント

>ひつじのむくむく様

こちらこそはじめまして、作者です。
わざわざお問い合わせいただき、ありがとうございました。
こちらも明記していなくてご迷惑おかけしました。
このブログは、リンクとトラックバックに関しては自由です。
というよりとても嬉しいです。

また気が向いたら閲覧にいらしてください。ありがとうございました。

投稿: 作者 | 2011年7月 8日 (金) 20時59分

はじめまして  むく と申します。
夏の絵ろうそく が届き、その中に 氏郷公 も。

氏郷公 ついて 検索していて、主さまの破天荒ともいえる
魅力たっぷりの 新たな 氏郷公にたどりつきました(笑)

紹介させていただいてもよろしかったでしょうか?
差し支えのある場合は削除いたしますので・・
よろしく お願いいたします。

投稿: ひつじのむくむく | 2011年7月 8日 (金) 09時34分

>モモタ様

コメントをいただけて光栄です!!
『日本名城伝』は私も以前読みました。
若松城のくだりを読んだので、あのコマを自信を持って描いた次第です。
私は小田原城にまつわる話が興味深かったです。

海音寺先生の『伊達政宗』でも、作中の政宗は謀略三昧の野心家という印象でしたが、
それを「悪の華」と感じられるように描かれていて感動しました。
私は「英雄」という言葉には、氏郷のような人と、政宗のような野心家、
二つの意味があると思っていますので政宗も氏郷も大好きです。
同時代に生きてたら厄介そうな人たちですが。

これからもご閲覧くださるよう、お願いいたします。ありがとうございました。

投稿: 作者 | 2009年5月30日 (土) 12時34分

こんにちは。新作拝見しました。毎度の力作、感服です。

伊達政宗の描写、面白いですね。政宗ファンには申しわけありませんが、蒲生氏郷と比べると、
政宗の陰険な策謀家ぶりはいただけませんよね。
氏郷はもっと注目され、評価されてよい武将だと思います。

作品中でも触れていらっしゃいますが、会津若松の発展は蒲生氏郷に始まりますが、
これについては海音寺潮五郎さんの『日本名城伝』でも述べられています。
こちらの作品は、城を中心に語られていますので、氏郷の治世の前後も知ることができるのが貴重です。
もし、まだでしたら一読をお薦めします。

次回作を楽しみに待っています。

投稿: モモタ | 2009年5月30日 (土) 11時05分

>カルチョ様

毎度ご感想いただきありがとうございます。
「バフーン」に反応してくださるとは、今回のツボを心得てくださっているようで嬉しい限りです。ご出身が滋賀県だそうですが、近江は戦国時代を彷彿とさせる地名が沢山ありますね、羨ましいです(?)。
6月は連休がないので、次回の更新はちょっと先になりそうです。申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします。

投稿: 作者 | 2009年5月29日 (金) 22時40分

新作キテタ━(゚∀゚)━!!蒲生氏郷伝読ませてもらいました。
いや~氏郷は謹厳実直なイメージがあるので、こういう描写は結構斬新に感じました。面白い。
ちなみに私の実家は近江の国なのですが、今でも「蒲生」の地名が残っていますね。
そして黒い政宗も面白いですね。某大河ドラマ以降ヒーローイメージが定着している政宗ですが、私個人としては謀略家っぽい政宗の方が好きです。
次回作も楽しみにしてます。私も氏郷伝を読んで明日からの生活励みとします。
バフーーーーン!!

投稿: カルチョ | 2009年5月29日 (金) 00時03分

>リューバ様
毎度コメントありがとうございます。
作風を気に入ってくださったようでとても嬉しいです。
次からはもっと丁寧に描く(塗る)よう心がけます。。

日々元気でいたいので、インフルエンザ対策はなんとなくしてます。お気遣いありがとうございます。

投稿: 作者 | 2009年5月28日 (木) 23時11分

今回も楽しく拝読させていただきました!
氏郷さんの話は、読んでいて
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて…」って言う言葉が、頭に浮かびました。

作者さんが書かれる登場人物って、すごく可愛くて、魅力的ですね。
お話もすごく面白くて解り易いし…
作者さんの漫画が本当に本当に大好きです。

暑くなって来てますね。
インフルエンザとかも流行っていたり…
何卒ご自愛の程を。

投稿: リューバ | 2009年5月28日 (木) 00時58分

>dagi様
コメントありがとうございます。
奥州仕置の後、氏郷は会津で92万石を得たので、
それに応じて家臣も加増させて計算してみると、
92万石以上割り振ってしまった、という逸話も
ある人ですので、色々触れ幅が大きいのでしょうね。

政宗登場のコマが今回一番気に入りのコマです。今後ともよろしくお願いします。

>まとめ管理人様
私も個人的にブックマークしてましたが、このたび勝手にリンクを張らせてもらいました、すみません。

ともあれ、当ブログが様々な方が閲覧してくださるようになったのは、
まとめ管理人様がブログで紹介してくださったのが何よりの契機です。
こちらこそ挨拶が送れて申し訳ありませんでした。今後とも、どうかよろしくお願いします。

投稿: 作者 | 2009年5月26日 (火) 22時44分

始めまして。前からここを楽しく拝見させてもらっています。
今回のお話も、大変面白かったです。
氏郷って史実を見ても軍記物を読んでも、本当に優等生で、個人的には今一つ
魅力を感じない武将だったのですが、こちらでは優等生振りが一回転して
逆に面白くなっているのが、本当にすばらしいw

あと今回も、信長の肩衣が長興寺の肖像画の物だったり、各所にある資料を
疎かにしない細かい拘りに、いつも感心しています。

あ、話が後になりましたが、当方、「戦国ちょっといい話・悪い話まとめ」の
管理人をやっております。リンクしていただき、ありがとうございます
前々から個人的にブックマークさせて頂いていたので、こちらにリンクが
張ってあるのを見つけたときは、かなり喜んでしまいました。
どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。

投稿: まとめ管理人 | 2009年5月26日 (火) 00時31分

不可抗力でも厳罰とは恐ろしい…。
ただ家臣をねぎらう為に自ら格別のもてなしをするあたり
飴と鞭の使い方の激しい人のようですね。

ダイダラボッチな伊達政宗に笑いました。

投稿: dagi | 2009年5月24日 (日) 21時01分

更新早々にコメントがつくとは思ってませんでした。大変嬉しいです。私も最後の氏郷の顔アップにはかなり努力したので、お褒めいただけて良かったです。コメントありがとうございました。

>masa様
毎度コメントありがとうございます。伊達政宗は私もとても好きなので、只今鋭意妄想中であります。
いつの日か「伊達政宗」編をやるためのちょっとした予告のつもりで今回チョロッと登場させました。
次出てくる時は顔の雰囲気とかが変わっているかも知れませんが・・・
何卒今後ともよろしくお願いします。

投稿: 作者 | 2009年5月24日 (日) 11時11分

蒲生氏郷は人の使い方がうまいと言う逸話を良く聞きますけど、こういった上司だと
部下も喜んで付いて行くでしょうね。

ただちょこっと描かれていた伊達政宗がファンキーな感じだったのでちと笑ってしまいました。伊達政宗好きの私には蒲生氏郷視点の話だと肩身が狭くなります(汗

投稿: masa | 2009年5月24日 (日) 02時41分

また素晴らしい漫画が更新されてる!
しかも氏郷大好きなんでほんとうれしいです。
風呂焚いてる氏郷の爽やかさが堪らない…!

投稿: | 2009年5月23日 (土) 23時23分

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